2024/12/28

2024年をふりかえる

 今年もあと数日で終了というところにきたので、一年を振り返っておきます。

 

2024年最大の出来事は所属が変わったことです。故郷に戻りたくて6年前にほぼUターン就職を果たしたはずが、Iターンをしてしまいました。大学のありとあらゆる仕組みが分からない、学部の先生方との関わりがまだ薄く誰が誰だか分からないしで余裕がない…という状態ですが、ふたたびのIターンは正解だったと言えるようにしていきたいと思っています(後ろ向きに見える書き方になっているけれど、院生をもたせてもらえるなど、移動をしたからこそできてありがたく感じていることはあります)。余裕がない繋がりでいくと、研究会以外で出歩くことがなくて新天地の開拓もできませんでした。ここもなんとかしていきたいところ。

 

そんな今年の研究活動としては、論文1本(年度中に出る)、書評1本、前任校関係の原稿1本(来年度あたりに出る)、発表が1件とワークショップの登壇が1件でした。やらなきゃいけないのにやれていないこともあって頭をかかえていたりもしますが、環境が大きく変わったなかでは頑張ったのではないかと思います(自分にやさしくしていくスタイル)。

 

私生活はあいかわらず「非モテ上等」とうそぶきつつ、うさぎにお仕えする日々でした。変わったこととしてはジム通いなどをやり出したことくらい。

 

来年も校務やらなんやらに追い立てられ続けることになると思うので、とにかく心身の調子を崩すことがなく生き延びたいところです。そのうえで、研究関係では誘いにはのっかるというスタイルをできるだけ貫きたい…と思います。

2024/11/24

青い鳥はもういないから

 2009年7月からTwitterをしています。でも、年内で完全離脱をすることにしました。第一段階としてスマホとタブレットからアプリを削除しました。年末までにフォローしている方々の動向のチェック、ブックマークをしていた投稿の整理を行い、アカウントを削除します。


15年(!)もアカウントを持っていれば、そこでしか見られないアカウントがあるし、そこでできた繋がりもある。ユーザー数も圧倒的に多いから、PRにも使える(へっぽこさんとしては活用できていなかったけど)。が、Xに変わったあたりから不快に感じることが増えました。自分の興味関心には1ミリも引っかからない投稿が「おすすめ」として表示されてくる、気になったトレンドをクリックしてみたらエロ画像が飛び込んでくる(検索をしてたどり着いたウェブサイトで出くわしてげんなりさせられるエロマンガ広告よりもさらに醜悪)、陰謀論的投稿に出くわすことが増えるなどしているため、さすがにもう離れるべきだという結論にいたりました。

後ろ髪をひかれる部分はあるけれど、私が好きだった青い鳥はもういないし、戻ってくることもない。もう潮時なのです。

2024/04/07

研究室の引っ越し(2度目のIターン就職)

 人生というのは何が起こるか分からないもので、このたび2度目のIターン就職をすることになりました。

 

異動となると家と研究室の2件分の引っ越しをしないといけなくなるわけですが、特に厄介なのは研究室の引っ越しです。6年前のほぼUターン就職では、年末近くに公募が出てから年明けすぐに面接を経ての教授会承認という流れだったため、諸々の作業を年度末近くにドタバタとやることになりました。家と研究室の両方の引っ越しを一人で1ヶ月程の期間にやりきるには無理があるわけで、研究室の撤収作業は半分もできませんでした。そのため研究室は夜逃げ状態で出ていき、前々職の同僚の皆さんに多大な迷惑をかけることとなりました。1

 

今回の異動は早々に決まっていたため、研究室の撤収もさらっとできるもの…と思っていました。が、現実というのはそんなに甘くはありません。前任校では通常業務に引き継ぎ作業も加わって慌ただしくなたり、調整の問題で搬出・搬入の予定がたてにくかったり…で、結局、片付けや梱包の作業や業者の手配がなかなかできませんでした。今回の引っ越しで特に大変だったのは、後者の点です。学校によっては新任教員用の荷物の仮置き場が確保されていたりするかもしれないけれど、 前任者の荷物の搬出と清掃作業の後に後任が引っ越してくるという心太方式になるのが一般的な気がします。そうだとすると、内定が出る時期がいつだろうと研究室の引っ越しはギリギリにならざるをえず、そんなスケジュールでも対応できる方法をとるしかないのでしょう。

 

そんなこんなで、今回の研究室の引っ越しでは宅急便を利用しました。大量の荷物を見積もりといった手続きなしで比較的リーズナブルに長距離で送ろうとすると、宅急便しか思いつかなかったのです。宅急便での複数個輸送で対応できたし、それが妥当なのだろうと思います。

が、落ち着いてみると、サマリーポケット(宅配型のトランクルームのサービス)のようなサービス2をもっと駆使すればよかったかも…と思ったりしています(家の本などは早めに梱包して預け、引っ越し先に送るようにした)。一定期間は預けないと引き出しに追加料金がかかるのですぐに必要なものを送るのには適してはいませんが、長距離移動になる場合にはこうしたサービスを使うほうが割安になるかもしれません。

 

次に長距離の引っ越しをするとしたら定年退職をして田舎に戻る時のはずで、持ち物の多くを断捨離することになると思います。当面先の未来のことではあるけれど、その時になってあわてふためかないよう、家も研究室もモノの増やしすぎに気をつけながら暮らしていきたいものです。

 

 

 

 

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